あるとき、源頼光が弟である源頼信の家の近くに行き、その家に泊まることになった。酒宴のとちゅう頼光が厠に立つと、童が捕えられていた。あれは何だ?と聞くと、「鬼童丸に候」という。頼信に、あれにいましめてをきたるものはたぞと問ひければ、鬼同丸也とこたふ
頼光は驚き、「鬼童丸ならばもっとしっかり縛っておくべきではないか?」…
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この世に聖者はいません。今、もし「私は聖者である」と言っている方がいれば、その方は、まぎれもなくニセモノです。本物の聖者ではないのです。
聖者とは、どんな人物なのでしょうか。聖者とは、すべてを覚ったもの、のことでしょう。つまり、それは、仏陀のことでしょう。神ではなく、仏陀・・・・生きている如来・・・・なのです。…
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動かなければ運は変わらない、開かない
といいますが
開きたい運を守る為
闇雲に動いてはいけない時もあります。
赤信号で飛び出してしまえば事故が起きてしまうように
今は人生において赤信号か青信号か
状況を冷静且つ客観的に見極める事が大切で
運を開く為には相応の努力、準備が必要なのです。
運も実力のうちと…
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ある日の事、旦那が小僧に言いました。「いいか、人と言う物は変わる物で、子どもの頃はりこう者でも、大人になって馬鹿者になる奴がいる。 その反対に、子どもの頃はお前の様な大馬鹿者でも、大人になるとりこう者になったりするんだ。 だからお前もあきらめず、りこう者の大人になるんだぞ」 すると小僧は、感心した様…
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あるところに、植木の大好きな旦那がおりました。 ある日の事、旦那は植木屋から手に入れた柳(やなぎ)の木を十本ばかり庭に植え込みましたが、近所の子どもたちがそれを珍しそうに見ていたので、いたずらをされる様な気がしてなりません。 そこで用心に、旦那は小僧に植木の番を命じました。
さて、それから何日か…
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ある寒い日、街角で二、三人が集まって、話をしていました。「それにしても、今年はひどく寒うございますな」「いやいや、このぐらいでは、まだまだ寒いとは言えませんよ。 何しろ加賀の国(→石川県)の方では、小便をするにも出るそばから打折ってしなければ、棒の様に凍ってしまって、始末に困るそうですから」 すると…
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今の状況に甘んじることなく
少しずつ少しずつ
焦ることなく
ハードルを高めて行きましょう。
嘗ては不慣れで難しい、苦しい、無理だと思われた事も
いつの間にか
克服している事に気づかされます。
未知なる場所に新しい冒険を踏み出せば
それは新たな才能を発見する小さなステップにも繋がる筈。
その小さなステ…
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鬼の色のイメージといえば、赤や青ではないでしょうか。たまに緑や黄色が登場することもあるかもしれません。
仏教の世界における鬼には、5種類の色があるそうです。この5色には、仏教における5つの煩悩が当てはめられていて、それぞれに象徴される意味があります。
仏教の世界では5色の鬼がいる
「赤鬼」は貪欲
赤色の鬼…
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生前に贅の限りを尽くしたり、強欲だった人間の成れの果てが餓鬼という鬼です。餓鬼になった人間は、触れた水や食べ物が全て火に変わってしまい永遠に続く飢餓の中で苦しみ続けることになります。その姿は骨のように痩せ細り、お腹だけが醜く膨れ上がっているとされています
See You Again by_nag…
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地獄で死者を責めるという役割のある「ごくそつ」は、地獄における役人のような存在です。獄卒は赤鬼として描かれることが多いですが、地獄で働く鬼の総称のような名前なので赤色や青色など様々な色の鬼が描かれることもあります
See You Again by_nagisa
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