鈴鹿御前の物語~高丸との戦い~前編

さて、そうこうしているうちに二十一日となり、鈴鹿御前の予言通り、近江の国の蒲生山に高丸という鬼が現れ、日本を支配しようとしているという知らせが都に届きました。帝より高丸討伐の命令を受けた俊宗は十万騎余りの軍勢を率いて近江の国へと向かいました。 近江の国の蒲生山にある高丸の砦は、神や仏でも簡単に攻め落とすことがで…

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巻四 (54)佐渡国に金ある事

能登国には、鉄の材料にする素鉄(すがね)というものを集め、 能登守に献上する役目の者が、六十名いた。  さて実房という守の時、砂鉄取り六十人の長が、「佐渡国こそ、黄金の花が咲いたような場所なんだろう」 と、人に話しているのを、実房、伝え聞いて、 その者を呼び、褒美の品を与えるなどして詳しく聞くと、「佐渡国には、…

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ずっと話していたい♡

ずっと話していたい♡好きな人と途切れた【連絡を復活】させる方法は? 好きな人と連絡をとるのは嬉しいことです。しかし、話のネタがなくなって連絡が途切れてしまうこともありますよね。無理やり連絡をしてもつまらなくなるのでやめてしまうこともあるでしょう。 「せっかく連絡できていたのに・・・」「話が繋がって…

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第38話~死に神のつかい

 むかし、たとえ殿さまでも、けらいにいつ首をとられるかわからない、戦国(せんごく)の世のことです。 ある夕方、かみのまっ白な、見たこともないじいさんがお城へやってきました。 門番がおいかえそうとしましたが、じいさんは、スルリと門をくぐりぬけて、なかへ入ったのです。「くせものじゃ、とりおさえろ!」 さむらいたちがさ…

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『京都人は嵐山に近づかない』

京都の中でも人気が高い観光地、「嵐山」。渡月橋、天龍寺、祇王寺、竹林の道など、多くの観光スポットがあって、四季を通じて多くの人が訪れます。ところが、古くから京都に住んでいる人たちは、嵐山に近づきたがらないとよく言われます。一体、それはどうしてなのでしょうか…。 桓武天皇を苦しめた呪いとは? 奈良の平城京か…

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「丸目長恵-最強の剣豪・剣士」

剣聖「上泉信綱」(かみいずみのぶつな)の門下において、「柳生宗厳」(やぎゅうむねよし)と並ぶ双璧と呼ばれた「丸目長恵」(まるめながよし)。師匠からは「西国一」と称され、やがて独自の流派「タイ捨流」(たいしゃりゅう)を創始。その名を全国にとどろかせます。武将としても故郷の肥後国(現在の熊本県)を治める「相良氏」…

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こんなの彼女に言われたい!

こんなの彼女に言われたい!彼氏が待っている理想のセリフ4選! お付き合いにも慣れてくるとなんだかマンネリ気味になってしまうカップルもいることでしょう。そんな時は彼にとって嬉しい一言を添えてみてはいかがでしょうか?相手の新しい一面を見ることができたら、お互いの気分が盛り上がること間違いなし!今回は男性…

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やぶ先生のぐち

 やぶ先生が薬の調合を間違えて、あるお店の番頭(→従業員のリーダー)さんを死なせてしまいました。「この人殺しめ! 医者のくせに薬を間違えるとはどういう事だ! お上(→お役所)に訴えてやるから、覚悟しろ!」 お店の主人に怒鳴られたやぶ先生は、まっ青な顔になって泣いて謝りました。「どんなつぐないでもします。ですからど…

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