戦国武将を支えた女剣士

戦国武将を支えた女剣士 一度は聞いたことのある有名な戦国武将。その戦国武将と共に、刀剣・日本刀を手に取って戦った女剣士は実在しました。ここでは「女性と刀剣・日本刀」に焦点をあて、有名な女武将「巴御前」や戦国の女城主「井伊直虎」など実在した女剣士、戦国武将を支えた女剣士たちの逸話など··· 女性と刀…

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巻四 (65)智海法印、癩人法談の事

   これも今は昔、 智海法印が、まだ有職の地位にあった頃。  法印が清水寺へ百日参詣し、夜更けになって寺から戻る時、 橋の上に、「唯円教意 逆即是順 自余三教 逆順定故……」 と、経文を唱える声を聞いた。  尊いことだ、いかなる人が唱えているのであろうと、 近寄ってみると、それは、醜い白癩人であった。 …

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第49話~幽霊の絵馬

 むかしむかし、京都の革堂(こうどう)とよばれる寺の近くに、質屋の八左衛門(はちざえもん)という男がすんでいました。 この男は金持ちでしたが、強欲な為にみんなから嫌われていました。 だから子どもが生まれても、子守りのなりてがありません。 そこでやっと、とおい近江(おうみ→滋賀県)の農家から、フミという子をやとった…

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低い

 暖かい、春の日の午後です。 お寺の一部屋を借りて勉強をしている書生(しょせい→学問をこころざしている人)が、お寺の小坊主に頼みました。「何でもいいから、本を一冊持って来てくれ」 そこで小坊主が、和尚さんの本だなの中から『書経(しょきょう)』という、中国の政治の事が書かれた本を持って行きました。 すると書生が、そ…

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