1巻11話~小便
1巻11話~小便
ある男が小雨の降る夜中に、ふと小便がしたくなって目を覚ましました。
便所まで行くのが面倒くさいので、廊下の戸を一枚開けて縁側から小便をしておりましたが、いつまでたっても小便が止まりません。
長い時間、小便をしていましたが、いっこうに止まる気配がありません。
そのうちに、女房が心配してやって参りました。
「あなた。何をいつまでしているのですか?」
「それがな。どうも今夜は、たくさん小便が出るんだ。ほれ、いつまでたっても音が止まらんだろう?」
「まあー、何を寝ぼけて。それは屋根から雨が落ちている雨音ではありませんか」
♪ちゃんちゃん
(おしまい)
See You Again by-nagisa
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