辞書や辞典で「宗教」を調べると、たいていは「安心や慰め、心の支え、幸福を得ようとして、神や仏を信仰すること・・・・・。」などと解説されていると思います。まあ、これが一般的な解釈でしょうね。で、これで宗教の本質ってわかります? 宗教の意味ってわかりますか?ま、宗教ってこんなものかな、とは思うでしょう。しかし、これで…
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檀家制度と言うのは、江戸時代の遺物です。江戸時代に、キリシタン対策のために創られたのが檀家制度です。江戸時代、お寺は戸籍係を勤めました。その地域に住む者は、その地域の指定のお寺に戸籍を届け出ることが義務付けられていたのです。それにより、キリシタンを防止したのですね。これが檀家制度の始まりです。このために、その地域…
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題名が題名であっただけに、随分と誤解を受けたようですが、内容は非常識な事ではありません。少々過激だっただけです。どういう内容だったかと言いますと、「無理してお墓を持つ必要は無い」というお話でした。
魂しいは、骨にあるわけではありません。ですから、いくらお墓の骨を拝んでいても供養には、ならないのです。供養は、…
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日本の仏教には、数多くの宗派があります。主だったところでは、華厳宗・法相宗・三論宗・律宗・真言宗・天台宗・浄土宗・浄土真宗・一向宗・時宗・臨済宗・曹洞宗・日蓮宗・黄檗宗などがあげられます。ご存知の宗派もあれば、ご存知でない宗派もありましょう。でも、どれも歴史のある宗派なんですよ。いったなぜ、こんなに宗派が分かれて…
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お坊さんの仕事は、葬式や供養することだけと思われがちですが、それだけではありません。葬式や供養は、坊さんの仕事の一部にしか過ぎないのです。お坊さんとは、出家修行者のことです。お釈迦様の弟子ですね。ということは、本来目指すものは「覚りを得る」ことです。お坊さんは、覚りを得るために日夜修行に励んでいる・・・・はずなの…
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そもそも、お布施って何なのでしょうか。お布施の本来の意味は、文字のとおりなんです。つまり、「布を施すこと」なんです。お釈迦様がいらした頃の出家者たちは、お金を持ったり、使ったりはしませんでした。お釈迦様に従って、その弟子になった者は、ものを買ったり売ったりすることは禁止されていたのです。出家者が個人で所持していいもの…
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あなたの家には、お仏壇はあるでしょうか。昔の家庭には、たいてい仏壇があったと思いますが、最近では、核家族化が進んでいますから、仏壇のない家庭も増えていると思います。「うちでは、誰も亡くなっていないから・・・・。」というのが、仏壇のない理由でしょう。そうですね、普通、その家でどなたかが亡くなったら、仏壇を購入し…
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真言というのは日本語ではありません。中国語でもないです。これは、インドの古語なのです。仏教というのは、今から約2500年前のインドで興りました。開祖は、もちろん、お釈迦様ですね。お釈迦様もインドの方ですから、話していた言葉は、当然当時のインドの言葉です。その言葉で教えを説いていたわけですね。
お釈迦様が…
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密教と言うと、妖しげな呪術を使い、いろいろな願いをかなえたり、呪いをかけたりするような、そんなイメージで取られることが多いようですが、決してそんな妖しい宗教ではありません。密教と言うのは、「秘密仏教」の省略です。「秘密仏教」といっても、やっぱり怪しく聞こえるかも知れませんね。秘密の仏教・・・・。変な感じがします。…
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この世に聖者はいません。今、もし「私は聖者である」と言っている方がいれば、その方は、まぎれもなくニセモノです。本物の聖者ではないのです。
聖者とは、どんな人物なのでしょうか。聖者とは、すべてを覚ったもの、のことでしょう。つまり、それは、仏陀のことでしょう。神ではなく、仏陀・・・・生きている如来・・・・なのです。…
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