"霊界の扉"の記事一覧

第十ニ夜~塗仏の内 ···後夜

第十ニ夜~塗仏の内 ···後夜 「ふ、ふざけるな・・・・身体が・・・しびれる・・・・。頭が・・・・くっそ~・・・う、訴えて・・・やる。い、違法な薬に・・・」男はそういうと、床に倒れこんだのだった。「失礼な、薬なんて使ってないのにねぇ。まあ、ちょっと呪いが効きすぎたようではありますが・・・」マスターは手に…

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第十一夜~塗り仏の内···前夜

 第十一夜~塗り仏の内···前夜            (ぬりほとけのなか) 「ふん、噂は本当だったんだ。本当にこんなBarがあったんだ。まあ、まだ噂のすべてが本当だったとは限らないがな。それにしてもふざけたBarだな。なにがBo…

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第十夜~絡新婦の毒···後夜

第十夜~絡新婦の毒···後夜 「誰が毒女だっていうのよ~、えっ、誰のことよ!」女はふらふらと立ちあがって、マスターを睨みつけて言った。「決まっているでしょう。あなたですよ」にこやかにマスターは答えた。「キーッ!、私が毒女だって!、お前、許さねぇぞ!」「許さない・・・別に許してもらおうとも思いませんし…

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第九夜~絡新婦の毒···前夜

第九夜~絡新婦の毒···前夜 「いらっしゃいませ」「久しぶりね」バーテンとその女は同時に言った。そのBARの入口には、背の高い男が立っていた。女はカウンターに座っていた。彼女は、男の方を見向きもしないで「私に会いに来たんでしょ」と冷たい口調で言った。男は「ふん」と鼻で笑いながら女の隣に座った。「…

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第八夜~鉄鼠もどき···後夜

第八夜~鉄鼠もどき···後夜 「くっそ~、どいつもこいつも俺をバカにしやがって、俺のことを虚仮にしやがって・・・・。許せねぇ・・・・絶対に許せねぇ」男の眼は、怒りに燃えていた。「何が・・・坊ちゃんにはこの会社を維持することは無理です、だ!。あのクソジジがっ!。俺を何だと思ってるんだっ!。クッソ!…

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第七夜~鉄鼠もどき···前夜

第七夜~鉄鼠もどき···前夜 「ここだよな、ここしかない・・・よなぁ・・・。えっと、この通りのこの場所だから・・・」その男はメモを見ながら、その通りのある店のドアの前でブツブツと独り言を言っていた。きっと、そのメモには周辺の地図が書いてあるのだろう。メモから目を離すとドアに向かい、小さな声でため息交じり…

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第六夜~魍魎の家···後日譚

第六夜~魍魎の家···後日譚 ドアが開いた。「すみません、今日はもう閉店なんですが・・・」「あ、あきまへんか?」「なんだ、あなたでしたか・・・・、どうぞ中へ」カウンターの外に出かかっていたマスターは、カウンターの中に戻った。男は、L字型カウンターの短い方に座った。この男がいつもすわる場所である。男が…

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第五夜~ 魍魎の家···後編

第五夜~ 魍魎の家···後編 「急がなきゃ・・・。残業がなければもっと早くにこれたのに。あぁ、なんでこんなことで・・・。どうせなら、他のことで来たかった。それにしても、この道を通るのは久しぶりだわ・・・・」そう、その道はBouz Barへ通じる道だった。時刻は午後7時半ころだった。 「いらっしゃいませ、よ…

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第四夜~魍魎の家···前編

第四夜~魍魎の家···前編 「あぁ、なんてこと、こんなに早く見つかるなんて・・・・。どうしよう、まだ5時前だわ。たぶん、開いてないわよねぇ・・・」私はその店のドアの前で佇んでいた。ドアをあけるかどうか迷っていたのだ。店が始まるにはきっと早すぎる。たぶん、今は準備中。そう思ったのだ。なぜならその店はBAR…

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第三夜~冥土酒場  <三途の川>

第三夜~冥土酒場    <三途の川> 「ここだよ、ここ。ここにメイドバーがあるんだって」「こんなところにホントにあるのかよ」「最近できたって聞いたぜ~」「ほら、あった。ここだ。ドアにMEID BARってちゃんと書いてあるだろ」「あぁ、ホントだ。よし入ろうぜ。いいんだよなぁ、あの『お帰…

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第二夜~狂骨姫

第二夜~狂骨姫 たぶんこの扉が教えられたBarに違いない。よく見ると、ドアにうっすらと「Bouz Bar」と書いてある。私は、思いきってそのドアを引いてみた。「いらっしゃいませ。Bouz Barへようこそ」その声は、冷たく暗く響いた。やはり来る場所を間違ったのかも知れない・・・と思ったが、もう遅かった。…

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第一夜~姑獲鳥の女

第一夜~姑獲鳥の女 私は目の前のドアを手前に引いた。やっと見つけた・・・そう思いながら。「いらっしゃいませ、Bouz Barへようこそ」「あぁ、やっと、やっとみつけた。話に聞いたとおりだわ」「話に聞いたとおり?。どういうことでしょうか?・・・まあ、立ち話もなんですから、どうぞお入りください。外は雨ですし・・…

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第30回 宗教

第30回 宗教「宗教は生き方」 辞書や辞典で「宗教」を調べると、たいていは「安心や慰め、心の支え、幸福を得ようとして、神や仏を信仰すること···。」などと解説されていると思います。まあ、これが一般的な解釈でしょうね。で、これで宗教の本質ってわかります? 宗教の意味ってわかりますか?ま、宗教ってこんなものかな…

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第29回 檀家制度

第29回 檀家制度「こんなものは必要なし」 檀家制度と言うのは、江戸時代の遺物です。江戸時代に、キリシタン対策のために創られたのが檀家制度です。江戸時代、お寺は戸籍係を勤めました。その地域に住む者は、その地域の指定のお寺に戸籍を届け出ることが義務付けられていたのです。それにより、キリシタンを防止した…

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第28回 お墓

第28回 お墓なんていらない 題名が題名であっただけに、随分と誤解を受けたようですが、内容は非常識な事ではありません。少々過激だっただけです。どういう内容だったかと言いますと、「無理してお墓を持つ必要は無い」というお話でした。 魂しいは、骨にあるわけではありません。ですから、いくらお墓の骨を拝…

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第27回 宗派

第27回 宗派「宗派争い、釈迦の恥」 日本の仏教には、数多くの宗派があります。主だったところでは、華厳宗・法相宗・三論宗・律宗・真言宗・天台宗・浄土宗・浄土真宗・一向宗・時宗・臨済宗・曹洞宗・日蓮宗・黄檗宗などがあげられます。ご存知の宗派もあれば、ご存知でない宗派もありましょう。でも、どれも歴史のあ…

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第26回 お坊さん

第26回 お坊さん「お坊さんの仕事とは?」 お坊さんの仕事は、葬式や供養することだけと思われがちですが、それだけではありません。葬式や供養は、坊さんの仕事の一部にしか過ぎないのです。お坊さんとは、出家修行者のことです。お釈迦様の弟子ですね。ということは、本来目指すものは「覚りを得る」ことです。お…

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第25回 お布施

第25回 お布施「請求するものじゃない」 そもそも、お布施って何なのでしょうか。お布施の本来の意味は、文字のとおりなんです。つまり、「布を施すこと」なんです。お釈迦様がいらした頃の出家者たちは、お金を持ったり、使ったりはしませんでした。お釈迦様に従って、その弟子になった者は、ものを買ったり売ったりす…

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第24回 仏壇

第24回 仏壇「仏壇の意味とは?」 あなたの家には、お仏壇はあるでしょうか。昔の家庭には、たいてい仏壇があったと思いますが、最近では、核家族化が進んでいますから、仏壇のない家庭も増えていると思います。「うちでは、誰も亡くなっていないから···。」というのが、仏壇のない理由でしょう。そうですね、普通、…

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第23回 真言

第23回 真言「真言は呪文とは違う」 真言というのは日本語ではありません。中国語でもないです。これは、インドの古語なのです。仏教というのは、今から約2500年前のインドで興りました。開祖は、もちろん、お釈迦様ですね。お釈迦様もインドの方ですから、話していた言葉は、当然当時のインドの言葉です。その言葉…

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