"霊界の扉-煉獄"の記事一覧

第30回 宗教「宗教は生き方」

辞書や辞典で「宗教」を調べると、たいていは「安心や慰め、心の支え、幸福を得ようとして、神や仏を信仰すること・・・・・。」などと解説されていると思います。まあ、これが一般的な解釈でしょうね。で、これで宗教の本質ってわかります? 宗教の意味ってわかりますか?ま、宗教ってこんなものかな、とは思うでしょう。しかし、これで…

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第29回 檀家制度「こんなものは必要なし」

檀家制度と言うのは、江戸時代の遺物です。江戸時代に、キリシタン対策のために創られたのが檀家制度です。江戸時代、お寺は戸籍係を勤めました。その地域に住む者は、その地域の指定のお寺に戸籍を届け出ることが義務付けられていたのです。それにより、キリシタンを防止したのですね。これが檀家制度の始まりです。このために、その地域…

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第28回 お墓なんていらない

題名が題名であっただけに、随分と誤解を受けたようですが、内容は非常識な事ではありません。少々過激だっただけです。どういう内容だったかと言いますと、「無理してお墓を持つ必要は無い」というお話でした。 魂しいは、骨にあるわけではありません。ですから、いくらお墓の骨を拝んでいても供養には、ならないのです。供養は、…

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第27回 宗派「宗派争い、釈迦の恥」

日本の仏教には、数多くの宗派があります。主だったところでは、華厳宗・法相宗・三論宗・律宗・真言宗・天台宗・浄土宗・浄土真宗・一向宗・時宗・臨済宗・曹洞宗・日蓮宗・黄檗宗などがあげられます。ご存知の宗派もあれば、ご存知でない宗派もありましょう。でも、どれも歴史のある宗派なんですよ。いったなぜ、こんなに宗派が分かれて…

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第26回 お坊さん「お坊さんの仕事とは?」

お坊さんの仕事は、葬式や供養することだけと思われがちですが、それだけではありません。葬式や供養は、坊さんの仕事の一部にしか過ぎないのです。お坊さんとは、出家修行者のことです。お釈迦様の弟子ですね。ということは、本来目指すものは「覚りを得る」ことです。お坊さんは、覚りを得るために日夜修行に励んでいる・・・・はずなの…

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第25回 お布施「請求するものじゃない」

そもそも、お布施って何なのでしょうか。お布施の本来の意味は、文字のとおりなんです。つまり、「布を施すこと」なんです。お釈迦様がいらした頃の出家者たちは、お金を持ったり、使ったりはしませんでした。お釈迦様に従って、その弟子になった者は、ものを買ったり売ったりすることは禁止されていたのです。出家者が個人で所持していいもの…

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第24回 仏壇「仏壇の意味とは?」

あなたの家には、お仏壇はあるでしょうか。昔の家庭には、たいてい仏壇があったと思いますが、最近では、核家族化が進んでいますから、仏壇のない家庭も増えていると思います。「うちでは、誰も亡くなっていないから・・・・。」というのが、仏壇のない理由でしょう。そうですね、普通、その家でどなたかが亡くなったら、仏壇を購入し…

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第23回 真言「真言は呪文とは違う」

真言というのは日本語ではありません。中国語でもないです。これは、インドの古語なのです。仏教というのは、今から約2500年前のインドで興りました。開祖は、もちろん、お釈迦様ですね。お釈迦様もインドの方ですから、話していた言葉は、当然当時のインドの言葉です。その言葉で教えを説いていたわけですね。 お釈迦様が…

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第22回 密教「密教は怪しい宗教じゃない」

密教と言うと、妖しげな呪術を使い、いろいろな願いをかなえたり、呪いをかけたりするような、そんなイメージで取られることが多いようですが、決してそんな妖しい宗教ではありません。密教と言うのは、「秘密仏教」の省略です。「秘密仏教」といっても、やっぱり怪しく聞こえるかも知れませんね。秘密の仏教・・・・。変な感じがします。…

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第21回 聖者「聖者なんていない」

この世に聖者はいません。今、もし「私は聖者である」と言っている方がいれば、その方は、まぎれもなくニセモノです。本物の聖者ではないのです。 聖者とは、どんな人物なのでしょうか。聖者とは、すべてを覚ったもの、のことでしょう。つまり、それは、仏陀のことでしょう。神ではなく、仏陀・・・・生きている如来・・・・なのです。…

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第20回 お札とお守り「気休めじゃない」

新年を迎えると、新しいお札やお守りを頂いてくることがありますよね。あるいは、お祓いなどをしてお札をはったり、悪い方位を除けるためのお札をはったりしてある家庭もありますよね。また、お守りも、新年ごとに新しいのを身につけたりします。あるいは、一代守りといって、死ぬまで持っていていい、というお守りを持っている方もいると思い…

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第19回 おまじない「遊びじゃないんですよ」

  おまじない・・・というと、「チチンプイプイ」から、何やら怪しい儀式を行うようなおまじないを思い浮かべるのではないでしょうか。その中には、子供向けのかわいい、罪のないおまじないもあれば、一般の方には決して教えてはならないような、危険なものまであります。ところが、最近は、その危険なおまじないが、本やネットで紹介されて…

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第18回 相性と縁「相性と縁は異なるもの」

相性というのは、確かにありますよね。これは、男女の間だけではなく、同性の間でも感じられることです。どうもアイツとは合わない、なぜか気があってしまう・・・・。そういうことって異性間や同性間をとわず、感じられるものです。でも、特に気になるのは、やはり異性間の相性ですよね。どうせ、お付き合いするならば、相性がいい方がい…

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第17回 占い「100%当るものではない」

ほとんどの占いは、統計学です。いにしえの賢人達が膨大な資料に基いて分類し、分析したものが占いです。四柱推命・姓名判断・手相・人相・地相・家相・宿曜占術・西洋占星術・タロット・風水などなど、様々な占いがありますが、そのほとんどが統計によるものなのです。統計学に入らないのは、いわゆる霊視と言われるものぐらいでしょう。…

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第16回おみくじ「その時の運を見る」

みなさんは、おみくじを引いた事がありますよね。その時、どこを読みますか?。どこに注目しますか?。吉とか凶、大吉・中吉・大凶・・・・などと書いてあるところに注目しますか?。多くの方が、吉という文字に喜び、凶という表記にゲッ!と思うことでしょう。しかし、おみくじで注目すべきは、その部分じゃないんですよ。大事なのは…

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第15回 開運「開運は改運なり!」

運をよくしたい、と願うのは誰にでも共通したことでしょう。しかし、ぼうっとしていては運はよくなりません。では、運をよくするには、どうすればいいのでしょうか。世の中には、様々な開運法が紹介されています。いずれも、簡単・すぐできる・すぐに効果あり・・・・などと謳っていますが、本当にそんなに簡単に開運できるのでしょうか。私は…

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第14回 運命と運勢「運勢は変えられる」

占いをされる方でも「運命」と「運勢」を混同して使っている方がいらっしゃるようですが、「運命」と「運勢」は、基本的に異なります。 「運命」というのは、生まれた時から決まっている「基本的路線」のことです。「運勢」というのは、その「路線を進んでいく勢い」のことをいいます。 例え話をしましょう。運命は、例えば、川のコ…

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第13回 水子供養「供養するのが当然」

水子供養というと、なんだか怪しい宗教や怪しい自称霊能者の金儲けの脅し文句に使われている、というイメージがあります。水子が憑いている、祟っている、などと脅迫して(まさに脅迫です!)、高い供養料を取ったり、高額なお祓いをしたり、とんでもない壷や仏塔を売りつけたり・・・・・。実際に、そういう被害にあっている方もいます。水子…

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第12回 供養「供養は自分の為にする」

先祖供養は、何のためにするのでしょうか。それは、実は、自分たちのため、子孫のためにしていることなのです。ただ、先祖のためだけに供養をしているのではないのですよ。木に例えてお話をしましょう。木の根っこが先祖にあたります。幹が自分たちです。もしくは親世代ですね。枝や葉、実が子や孫の世代です。つまりは子孫ですね。いい実を実…

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第11回 極楽「簡単には往けない」

極楽というと、「西のほうにあって、この世でとってもいいことをした方が、死後に生まれ変わる場所、阿弥陀さんの世界」ということで知られていますよね。「ナンマンダブ、ナンマンダブ」と唱えれば、極楽に行ける、な~んて話もありますが、まあ、それはないですよね。極楽は、そんなに簡単に行けるところではないのです。 初めにお断りし…

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