「居合術・抜刀術」は異色の剣術だと言われています。鞘から刀身を抜いた状態から始まる通常の剣術とは対照的に、居合・抜刀術は、鞘からいかにして刀身を抜くかと言う点に、奥義があるとされているためです。すなわち、刀身を抜いた時点でほぼ勝負は決しているというのが基本的な考え方。それは、現代武道である「居合道」、「抜刀道」で…
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武士達による合戦と聞くと、馬に跨った(またがった)武将が、長大な「大太刀」(おおたち)を馬上から振り下ろす姿や、歩兵達が「槍」を敵に突き刺す様を思い浮かべる人も多いのではないのでしょうか。このように、武具を手にして戦うのは、そのほとんどが男性であったと思われがちですが、実は男性にも負けない勇猛さで、武具を持っ…
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一度は聞いたことのある有名な戦国武将。その戦国武将を支えた女性たちは、刀剣を手に戦っていました。時代劇や戦国時代の映画にも出てくる帯刀した姿の女性たちは、歴女も憧れる存在です。ここでは「花嫁道具としての刀剣」、「女性の武芸指南役」、「女性に人気の刀剣・武術」のお話を通して、そんな女性たちが身に付けていた「懐剣…
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忍者の最大の役割は「諜報」であり、敵側の情報を生きて味方のもとに持ち帰ることが何よりも大切。敵陣で敵兵に襲われても、戦わずに逃走を図ることが優先されていました。ですが、見張りの兵がいてどうしても倒さなければならなかったり、そもそも任務が要人の暗殺だったりと、敵と戦わなければならない場面も多々訪れます。そのため忍者…
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東京都千代田区北の丸公園にある日本武道館は、1年を通じて多種多様なイベントが行なわれる日本屈指のイベント会場として知られ、なかでも、アーティストが公演目標とする舞台としても知られています。もっとも、日本武道館の本質は武道の殿堂であるということで、各種武道の全国大会の会場として、優先的に提供されています。全国大会は…
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日本の伝統武術である古武道を総括する団体のひとつである日本古武道協会に加盟している10種類の武芸(素手や短い武器を使い、護身に重きをおいた流派や真剣を用いて単独で稽古する武芸、槍や杖などの道具を活用した武芸など)を取り上げ、その歴史や特徴について記載します。
古武道(古武術)の全体像
「古武道」とは一…
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「古武道」(こぶどう)とは、日本における武器の使用方法や戦闘方法などを体系化したもの(武術)の総称です。明治時代に「武道」という概念が登場したことを機に、これと明確に区別する概念として用いられるようになりました。古武道において重視されたのは、実戦において威力を発揮するための鍛錬であり、試合での勝敗ではありませ…
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柳生新陰流といえば、 柳生但馬守宗巌を創始者とし、 息子の柳生宗矩が 徳川幕府に兵法指南役と迎えられたことで一躍有名になった 流派です。 柳生宗巌が研鑚開悟した活人剣、無刀取りなどの術技や理合には目を見張るものがあります。 通常の木刀とに比べ 反りは浅く切落とし の切先が特徴です。
全長:101.5センチ
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天眞正博香取神道流兵法は、飯篠長威斉家直公、 通称 山城守(後伊賀守)を流祖として、後花園天皇の御代より今日に至るまで、千葉県香取の地に伝承してる兵法である。飯篠家は、 代々下総の郷士にして、家長公は、後亀山天皇元中四年(紀元 2047年)に、 香取郡飯篠村に出生せられた。 今を去ること 680年前である。香取、…
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神道流の亜流とされる、新選組で有名な総合流派です。 太い木刀で稽古する 組太刀加え、居合 ·柔術 ·棒術などがあったようです。切紙 ·目録· 中極意目録 ·免許 ·印可 ·指南 免許 の6つの修行段階に分かれていました。「 千変万化臨機応変」を極意とし、 極意必勝「浮鳥之位」として、荒波の水につれそふ浮島の沖…
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