"鬼伝説「御伽草子」"の記事一覧

1巻20話~鬼童丸

1巻20話~鬼童丸(きどうまる) 鎌倉時代の説話集『古今著聞集』などに登場する鬼 『古今著聞集』には以下のように記述されている 酒呑童子討伐で知られる武将・源頼光が弟・源頼信の家へ行ったとき、厠に鬼童丸が捕えられていた。頼光は、無用心だから鎖でしっかり縛っておくようにと頼信に言い、その晩は頼信の家に泊ま…

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1巻19話~羅生門の鬼

1巻19話~羅生門の鬼  今から千年以上も昔、京の都に酒呑童子(しゅてんどうじ)という、おそろしい鬼がいました。 大江山(おおえやま)という山にたてこもり、都へ現れては、さんざん悪いことを重ねた鬼でしたが、この「酒呑童子」を成敗したのが、あの有名な源頼光(みなもとのよりみつ)の家来の、渡辺綱(わたな…

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1巻18話~羅城門 玄象

1巻18話~羅城門 玄象  『今昔物語集』「玄象という琵琶が鬼に取られた話」。 平安中期の村上天皇の御代、唐伝来の琵琶の名器「玄象」が突然、消え失せてしまいます。ある晩、その音色を耳にした源博雅が、夜の平安京を南、南へとその音色を頼りに探し歩き、やがて、羅城門に至ります。 琵琶の名器「玄象」を…

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1巻17話~羅城門

1巻17話~羅城門 平安京の正門である羅生門に巣食っていたと言われる「羅生門の鬼」は、謡曲『羅生門』にも登場する有名な鬼の名前です。『羅生門』以降に鬼の報復の話があり、その作品では「茨木」と記されているため別々の種類の鬼である羅生門の鬼と茨木童子が同一視されることがあります 鬼は昔の人々の共同幻想…

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1巻16話話~茨城童子(竜神山の鬼)

1巻16話話~茨城童子(竜神山の鬼)  竜神山は昔からこの地方の信仰しを集めてきました。今はその姿が大きく変わってしまいましたが、石岡の町と八郷地区との境にそびえているこの山はこの地に大きな恵みをもたらすとともにそこを通る風の影響で北と南では時としてその気候も微妙に変化していました。この龍神山には大…

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1巻15話~茨木童子 (一条戻橋編)

1巻15話~茨木童子 (一条戻橋編) 日本の鬼の原型を作り出したのは、平安京の都人たちだと伝えられています。 とりわけ、陰陽師や 密教僧など、当時の知識人が その形勢に大きな役割を果たしたのではないかと言われています。以来、千年の歳月を超えて、鬼は人の心にすみついて、 長い長い歴史をたどってきました。…

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1巻14話~「茨木童子」(故郷編)

1巻14話~「茨木童子」(故郷編) 前回より始まった 鬼伝説 いかがでしたか? 鬼伝説 茨木童子 一条戻り橋編では 民話として記載しました。 この一条戻橋の鬼の話は、平家物語 、源平盛衰記、太平記などに見られます。また、この 鬼の腕を切った場所が一条戻り橋ではなく、羅城門になっているものもあります。 こ…

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1巻13話~茨木童子

1巻13話~茨木童子(いばらきどうじ) 「茨木童子」は、最強の鬼である酒呑童子の右腕だとされている鬼です性別や姿などは諸説ありますが、鬼の種類としては数が少ない女の鬼で最強の鬼である酒呑童子の恋人だったという説もあります 日本の鬼の原型を作り出したのは、平安京の都人たちだと伝えられています。 …

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1巻12話~ 酒呑童子(伊吹山編)

1巻12話~  酒呑童子(伊吹山編) 酒呑童子の伝説に関しては下記の文献が基本のようです。 「大江山絵詞」逸翁美術館蔵。15世紀初 頭南北朝 頃の成立。 通称「香取本」。 香取神宮の 大宮司家に伝わっていたもの。「酒伝童子絵巻」 サントリー美術館蔵。因幡池田家に伝わっていたもの。 16世紀初…

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1巻11話~酒呑童子

1巻11話~酒呑童子(しゅてんどうじ) 最強の鬼と言われる「酒呑童子」は、平安時代に京の都付近で暴れていた最強 の鬼だと称されています。鬼の種類の中でもかなり大柄で、身長は6m・角は5本あり目が15個もあ ると言われています 大江山の鬼 日本の鬼は、時にナマハゲのように神を思わせ、酒呑童子の…

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1巻10話~日本の鬼

1巻10話~日本の鬼  昔話の名脇役の鬼は、想像上の怪物で、餓鬼、地獄の青鬼・赤鬼があり、美男・美女に化け、音楽・双六・詩歌などにすぐれたものとして人間世界に現れます。  日本の昔話では、人身に、牛の角や虎の牙を持ち、裸で虎の皮のふんどしをしめ、怪力の持ち主としてえがかれています。  世界の昔話では、小…

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1巻9話~鬼の船が着く話

1巻9話~鬼の船が着く話 承安元年7月、伊豆国奥島に鬼の船が着く話 伊豆の島に漂着した「鬼」が島人を殺害し逃走したという、衝撃的な事件を取り扱った話。平安後期の日記『玉葉』にもその記載があり、本話は実際にあった事件を題材にしているとみられます。この「鬼」のことや、この時の鬼が落としていったという「…

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1巻8話~三条東洞院の鬼殿の霊のこと

1巻8話~三条東洞院の鬼殿の霊のこと 平安遷都以前から、今の京都市中京区に住んでいた男の霊の話です。不運な男の霊ですが、出典の『今昔物語集』が成立したころにもいたとされているので、少なくとも300年以上はこの世にとどまっていたことになります。今はもうさすがに成仏したのでしょうか…… 『今昔物語集』巻第27…

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1巻7話~『田村の草子』

1巻7話~『田村の草子』        ~原文解釈~ これは角川書店「室町時代物語大成 第九」に収録された「田村の草子」に私が独自で漢字を当てたものです。「室町時代物語大成」には注釈も現代語訳も無く、原文がドンと載っているだけなので、間違っている箇所も多々あ…

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1巻6話~「田村の草子」あらすじ

1巻6話~「田村の草子」あらすじ ~坂上田村麻呂の一族三代に関する英雄譚~  俊祐(としすけ)の将軍には心に叶う妻がおらず子供がいなかった。五十歳を過ぎて都に移り住んだ俊祐だが、秋のあるとき、素性の知れぬ美しい女性と出会う。女性が魔性の者でも構わないと思った俊祐は女性と和歌を詠み交わす。契りを結ん…

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1巻5話~鬼は隠

1巻5話~鬼は隠    鬼は時代を越えて(終章) 平安時代「和名抄」に、「おには隠」とあります。「隠はおん」。目に見えないものです。 清少納言 も「 鬼は目に見えぬぞよき」と言っています。また、万葉仮名で書き著されている万葉集では、 鬼という字を「モノ」とか「ヒコ」とよんでいます。今で…

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1巻4話~京都は 鬼のふるさと

1巻4話~京都は 鬼のふるさと 日本の鬼の原型を作り出したのは、 平安京の都人達であったであろう、 とりわけ 陰陽師や密教僧など、 当時の知識人が、その形成に大きな役割を果たしたのではないかと言われています。 以来、千年の歳月を超えて、鬼は人の心にすみついて、長い長い歴史をたどってきました。 だから、鬼は…

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1巻3話~ 鬼と穏

1巻3話~ 鬼と穏 京都には 鬼の伝説が数多くあります、 羅生門の鬼· 茨木童子 ·大江山の鬼 ·酒呑童子 など······ それでは オニって何なんでしょうか···「 それでは、オニについて、 考えてみましょう」 死者の霊。恐ろしい形相をし、人を害して食うという。名前は「 隠(おに)」、姿が …

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1巻2話~鬼の起源と発達

1巻2話~鬼の起源と発達 「鬼」を 何と 読むか? 現在「鬼」 という文字は普通「おに」 と 読まれていますが、 有名な「 九鬼文書」(くかみもんじょ)の ように「かみ」 と読むこともあります。 また 古代には「もの」 と呼んだ例もあるようです。「もののけ」の「もの」 ですね。 この文学は中…

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1巻1話~魑魅魍魎 について

1巻1話~魑魅魍魎 について  魑魅魍魎が跋扈する 平安の世、 山林の 気から生じるばけもの、 いろいろな 妖怪変化。種々 のばけもの などが 京都の都 に現れ たのでした。 「魑」···ばけものの類       山林の気から生じるというばけもの。 「…

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