日本で唯一現存する女性用の鎧という意見もある「紺糸裾素懸威胴丸」、それを実際に着用して戦ったといわれている女武将がいます。 戦国時代(16世紀半)の伊予国(愛媛県)、18歳という若さで水軍を率いて周防国(山口県)の大内氏と何度も戦い、瀬戸内海に浮かぶ故郷・大三島を守り抜いた「大祝鶴姫」です。
1、瀬…
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「織田信長」に続き、「豊臣秀吉」が天下統一を成し遂げた安土桃山時代に、一国の城主の娘として生まれ、19歳にして秀吉による小田原征伐の際には、豊臣方との1ヵ月にも及ぶ籠城戦の陣頭指揮を執った東国無双の姫として知られる「甲斐姫」(かいひめ)。彼女の運命を変えた1590年(天正18年)6月4日から7月15日(旧暦)の1…
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平安時代末期(12世紀後半)に活躍した女武将として名高い「巴御前」(ともえごぜん)とほぼ同時期に、もうひとり、その勇猛ぶりを称えられた女武将がいます。越後(新潟県)の有力な豪族で、越後平氏とも言われた城氏(じょうし)の姫・「板額御前」(はんがくごぜん)です。
1、板額御前が女武将となった時代背景
板額御前…
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「源義経」(みなもとのよしつね)の側室として知られる「静御前」(しずかごぜん)。その半生は謎に包まれた部分が多い人物です。謡曲(能の詞章や脚本部分、及び声楽部分のこと)の「二人静」(ふたりしずか)や、浄瑠璃の「義経千本桜」の主題となった静御前の生涯を、歴史書「吾妻鏡」(あずまかがみ/あづまかがみ)などを通して…
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今日の日本において、最も有名な女武将と言えば「巴御前」(ともえごぜん)でしょう。巴御前は源平合戦のとき、木曽義仲(きそよしなか)軍の一大将として活躍し、その勇猛さは日本各地に伝説が残るほど、語り継がれています。ここでは巴御前と木曽義仲との数々のエピソードともうひとりの女武将「葵御前」の伝説、日本全国にある巴御前ゆかり…
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「北条政子」(ほうじょうまさこ:別称「平政子」[たいらのまさこ])は、平安時代末期から鎌倉時代初期の女性です。もともとは伊豆の流人であり、その後、鎌倉幕府を創立した「源頼朝」(みなもとのよりとも)と周囲の反対を押し切って結婚。源頼朝の「御台所」(みだいどころ)、つまり正室となった北条政子は、のちの2代将軍「源頼家…
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戦国武将を支えた女剣士
一度は聞いたことのある有名な戦国武将。その戦国武将と共に、刀剣・日本刀を手に取って戦った女剣士は実在しました。ここでは「女性と刀剣・日本刀」に焦点をあて、有名な女武将「巴御前」や戦国の女城主「井伊直虎」など実在した女剣士、戦国武将を支えた女剣士たちの逸話など···
女性と刀…
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